下剤を飲まない大腸カメラ

まずは大腸カメラ検査の予約をしてください。ご来院いただいての予約も可能ですが、24時間WEB予約を利用いただくと簡単に予約ができますので、ぜひご利用ください。大腸カメラ検査では、必ず事前に検査前診察を行っています。
WEB仮予約をされた方は、検査予定日の1週間前までに検査前診察を受けていただくようお願いいたします。期間内に検査前診察ができない場合は、予約も自動的にキャンセルされてしまいますのでご注意ください。ただし、受診が難しい場合や忘れてしまった場合にも対応可能な場合がありますので、お電話でご相談ください。
予約に関するご不明な点やご要望がございましたら、お気軽にお申し付けください。

検査の数日前からは、腸管に残りやすい野菜やこんにゃく、キノコなどの摂取を控えてください。便秘の方は、下剤などを使用して便通を良くしておきましょう。 検査前日には、検査食が指定されている場合はその食事を摂ってください。検査食が指定されていない場合は、消化の良い食べ物を摂るようにしてください。
前日の夜の20時までに食事を終えて、当日の朝は食事を摂らないでください。ただし、水やお茶などの水分は十分に摂取してください。 通常、朝に内服薬を服用されている場合は、検査前も通常通りに服用してください。
ただし、糖尿病の内服薬やインスリンを使用している方は、検査当日の朝の内服・使用は中止してください。 なお、鎮静剤を使用する場合は、検査後の車や自転車の運転はできませんので、公共交通機関をご利用ください。

下剤の注入を開始し、通常は約30～60分で最初の排便が始まります。その後、2時間程度で排便が落ち着きます。
検査においては、便や残渣があると精密な観察が困難となるため、便の状態によっては追加の下剤服薬や浣腸が必要となる場合があります。排便が落ち着き、大腸の洗浄が十分に行われたら、大腸カメラ検査を実施します。

鎮静剤を使用する場合、検査直前に点滴により鎮痛・鎮静剤・腸蠕動を抑制する薬を投与します。
この薬により、患者様はリラックスし、痛みや不快感を軽減することができます。必要に応じて、ポリープ切除や生検を行うこともあります。検査は通常、15～30分程度で終了します。

鎮静剤を使用した場合、検査後はリカバリールームで休憩していただきます。眼が完全に覚めた後には、検査結果を詳しくご説明いたします。 ポリープ切除や組織検査を行った場合、病理検査の結果は通常2週間前後かかります。
結果が分かり次第、後日、再受診時に結果をお伝えします。 検査当日には特別な食事制限はありませんが、水分は多く摂取するようにしてください。ただし、ポリープを切除した場合は、お酒や激しい運動を控えるようにしてください。